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執筆者の写真WeatherDataScience

4月1日に夢を発信する「#AprilDream」に参加しました

更新日:2021年4月5日

「エイプリルフールに夢を発信しよう!」というPRTIMES社によるプロジェクトに参加し、私たちが創ってみたいと思っている新しい気象ビジネスを漫画で表現してみました。

ぜひ以下のリンクからご覧ください!


ほんの5年ほど前までは

「気象情報を売る既存の業態以外で成立する気象ビジネスはない」

という先入観を持っていました。

また、

世の中にあるほぼ全ての気象情報は出所が同じ(気象庁提供の一次情報からほぼ全ての天気予報が作られる)なので、最終的なアウトプットとしての天気予報に大きな価値の違いが生まれるほどの差異が作れないうえ、

予報はどれも質が高く、タダ同然で得ることができるこの現状がある限り

「気象予報士は難易度に対して割に合わない資格・一番食えない資格」

という現状を覆すことができないと思っていました。


過去のブログでも少し触れましたが、私(史葉)は気象会社での予報業務含め、新卒から9年オペレーション畑を歩んだのち、東日本大震災をきっかけにジョインしたエネルギーベンチャーで、気象メインで稼ぎに直結する新規事業を創ることを求められたものの、答えが見つからず、その会社を離れてからもずっと頭の片隅にこびりついていた難題でした。


今日発信したプレスリリースは、この難題に対する、やっと得た私たちのひとつの解です。



エネルギー業界には『デマンドレスポンス(DR)』というモデルがあります。

概念を簡単に説明すると、変化する状況に応じてダイナミックに変動する需要と供給に対し、インセンティブとして別の価値をやりとりしたり、ダイナミックプライシングを導入したりすることで、需給をバランスさせようというものです。

プレスリリースの漫画で表現した『気象マーケティングビジネス』は、このDRに着想を得て、この数年間、頭の中で転がしながら温めてきたアイデアです。


もしこれが実現できれば、消費者にも事業者にも大きな価値を提供でき、それなりに大きなビジネス市場になると考えています。

そして、人材育成が後押しされている気象データアナリストが大活躍できる場になるとも考えています。


ですが、二人組織の私たちだけでは到底創ることのできないビジネスです。

共感してくださる事業者様がいらっしゃれば、ぜひ一緒に共創させていただければと思います。

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